約 992,546 件
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/32835.html
あしたはきっとはれるはず【登録タグ あ アンズスズメ 初音ミク 曲】 作詞:アンズスズメ 作曲:アンズスズメ 編曲:アンズスズメ 唄:初音ミク 曲紹介 適当に作った曲。 歌詞 (CREOFUGAより転載) 何気ない一言で喧嘩をして 明るく前向きに生きてきたけど 友達とぎこちない日々を過ごして 草むらで寝転がって考えてみる 思ったことばかり言ってきたけれど 違う景色に気付かずにいた 明日はきっと晴れるはず 突然日が陰るように 人生は時に行き止まり 外はどしゃ降り 明日はきっと晴れるはず 雲間から日が射したなら 答え探しの旅に出よう ほら雨が上がる いつでもいつまでも絵を描いてきた 山や海街行く人をモチーフにして だけど進路相談で反対されて なぜだか心が揺れてしまった ほんとうは何を描きたいのだろう 頭の中は散らかるばかり コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kobatta/pages/13.html
基本的にアニメを見ただけでオタク気取りをしている自称オタク。 オタクであることがステータスだと思い込み、とにかく周囲の人にオタクであることを自慢、アピールしたくてたまらない。 学生に多く、一般からはキモがられ、オタクからはウザがられているが本人らは全く自覚が無い。
https://w.atwiki.jp/darui_program/pages/282.html
明日の昼過ぎからお客の企業に行ってリリース作業を行う 詳細は明日が無事終わってから書く 初めての客先訪問+リリース作業ということなのでかなり緊張している 今日のうちに客先の企業情報とビジネスマナーをしっかり復習しないといけない ついでにいうならリリース作業のためにLinuxの操作も復習しないといけない まぁ、良い経験にはなると思う なにせ何もかもが初めてなのだから これで経験にならないなら自分は無能者になってしまう そんなわけで残念ながら今日はあまり更新できない 申し訳ない
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/7062.html
【検索用 きょうはくりすます 登録タグ 2008年 VOCALOID き ジュンP 初音ミク 曲 曲か】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:ジュンP 作曲:ジュンP 編曲:ジュンP 唄:初音ミク 曲紹介 曲名:『今日はクリスマス!』(きょうはくりすます!) 歌詞 (ピアプロより転載) いつもより賑やかだね 街に集う人々 それぞれの想い胸に いつもより華やかな 広場のもみの木 嬉しそうにキラキラ いつもと同じ空の下 何故だかワクワク止まらない 今日は少し冷えるけれど 嬉しい・楽しい夜 世界中に広がるよ 星の見えない曇り空に 抱えきれない願いを乗せた紳士 きっと今も雲の上を 笑顔を届けるため飛び回ってるわ なんたって 今日はクリスマス! (ハイ、ワン・ツー!) 聖なる夜に溢れる気持ち 嬉しい楽しい愛しい気持ち 浮かれる街の中なのに何故なのか 厳かな気持ちになってみたりして どうか今宵だけ世界中の瞳が 悲しみを映しませんようになんて いつもは思いもしないようなこと 今夜だけ祈ってみるんだから ねぇ神様ちゃんと聞いててよね! たったひとつの世界に立っている 違うココロが響き合って奏でるハーモニー 時間という五線譜にぶらさげて 同じ夜が更けてゆく 色んなこと今年もあったね 振り返ればいつでもあっという間 聖夜の雪のように 降り積もる幾千のメロディ その胸に刻まれている限り 歌うよ・・・! 白い世界彩る光 時計の針も静かに時を刻む 星の見えない曇り空は 素敵な魔法をふるまってくれたね ありがと。 今日はクリスマス。 いつもより賑やかだね 街に集う人々 笑顔で溢れてるね いつもより華やかな 広場のもみの木 相変わらずキラキラ コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/akbdata/pages/834.html
出身 香川県高松市 Wikipedia https //ja.wikipedia.org/wiki/サイトウヨシヒロ 所属事務所(旧?) ファイブエイス 提供リスト 2013年11月27日 バレッタ(乃木坂46 7th single) 作曲 バレッタ 2014年12月24日 やさしくするよりキスをして(渡辺美優紀 1st single) 作曲 春風ピアニッシモ(AKB48)
https://w.atwiki.jp/negiko/pages/90.html
今日はハロウィン さて本日は10月31日。 皆さん何の日かご存知ですね? そう、ハロウィンです! ・・・まぁ実際日本だとそれほどメジャーってわけでもないんですが。 しかし祭り好きの麻帆良の生徒はたとえメジャーじゃなかろうと盛り上がれるイベントは何でもやるタチです。 そういうわけで、学園内のいたるところでハロウィンのグッズやお菓子が販売され、一部の文化系サークル&部活もここぞと ばかりにイベントを立ち上げております。 ハロウィン当日となった今日はいたるところでハロウィンらしい仮装をして練り歩く人々やら家で帰りを待つ子供にお菓子を 買う親御さんやら道行く大人たちに「トリックオアトリート!」の掛け声とともに頭突きをかましてお菓子を強奪する悪ガキ の姿が。 麻帆良の子供はハングリー精神が旺盛です。 もちろん3-Aの面々も大騒ぎできることは何でも大好きなわけで。 千雨は何気ない風を装いながら新しいコスプレ衣装を用意しておりますし。 夏は小太美のために色々とお菓子を買い込んでは千津兄に冷やかされ。 裕也はまき絵にお菓子をせびられるのを「めんどくせー」でスルーしてるように見せかけて抱きつかれるのを喜び。 木乃雄とハルナは明日太にのどか、それに夕映を引き連れてハロウィン限定お菓子めぐりの旅へ。 みんな思い思いにハロウィンを満喫しておるわけですが。 そんな中、この機会に意中の相手とさらに接近しようと企む輩もおるわけでございまして。 今回は、そういうことを企んだうちの一人のお話。 「史也! トリックオアトリート!」 「さっきお菓子あげたのに?!」 教室で柿崎にコスプレさせられそうになったり帰り道で小学生に間違えられてお菓子をもらってちょっと涙ぐんだりしながら ようやく部屋に帰りついた途端にコレですか、お姉ちゃん。 しかも実際に風香にお菓子をせびられたのは朝から合わせて5回目だ。 別にお菓子をあげることは嫌じゃない(というか帰り道でもらいすぎて食べ切れそうにない)のだけれど、さすがに言わなきゃ ならないだろう。 「・・・お姉ちゃん」 「何さ史也」 「そんなに食べたらふとるぱんざさーどっ!?」 ・・・せっかくの好意も必殺ライダーキックでむげにあしらわれた。 でも怒るってことは自分でもわかってるってことだよね? 「うるさーい! そんなこと心配されなくてもボクはちゃんと事故管理できてるからいーんだよ!」 だったら朝やってない宿題をボクからひったくって写さないで。 「それとこれとは話が別! ごまかそうとするなんて卑怯だぞ史也ー!」 「何をごまかそうとしてるのさ・・・・・・」 はぁ、とため息ひとつついて肩を落とす。 なんか今日のお姉ちゃん朝からテンション高いなぁ。 「とにかく! 普通なら史也はボクにお菓子を差し出さなきゃいけないトコロなんだけど!」 「絶対なんだ・・・・・・」 「でも今回はちょっとやり方を変えて、コレ!」 と、叫びつつ風香が取り出したのは二枚の紙切れ。 アレなんか字が透けて見え・・・ 「覗くな――――ッ!」 「はぶぅっ!?」 かがんだところにかかと落としが振ってきた。 もう余計なことはしないでおこう。 「あたた・・・で、これがどうかしたの?」 「それを今から説明するの! ちゃんと聞きなよ史也!」 「はーい」 もう何だろうと構わないから早く終わらせて。 心の中でこっそりぼやいている史也の様子に気づくことなく、風香は得意げにない胸を張った。 「今から史也にはこの二枚のカードを引いてもらって、そこに書いてあることを実行してもらいます!」 カードっていうかただのノートの切れ端だけどね。 「もし史也がここに書いてあることをやりたくないというのであればー・・・・・・」 「あれば?」 「もうお婿にいけないようないたずらを朝までします!」 「何する気なの!?」 そんな悲痛な叫びも風香は完全スルー、ぐいっと手を突き出してさぁどっちか引け、と無言の圧力。 もうこうなったら言うことを聞くしかない。 まぁどうせお姉ちゃんのことだから「新しい服買え」とか「新作デザートおごって」とかそんなことだろうけど。 なんてことを考えながら、向かって右側のカード(風香談)をひく。 そこには。 『キス』 と、書かれてあった。 ちょっとその文字を凝視した後、こっそり風香の様子を伺うと、なにやら風香はもじもじ落ち着かない。 その一瞬の隙を突いて、史也はもう一枚のカードを奪い取った。 「あっ! こ、コラ史也!」 慌てる風香をよそに、その紙切れを開く。 そこに書かれていたのは、さっき史也がひいた紙切れと同じ『キス』の文字。 史也はにっこり笑いながら、ゆっくり風香を振り返り、両手に広げた二枚のカードを持って、質問。 「・・・お姉ちゃん? これ、どーゆーことかな?」 「う・・・・・・っ」 形勢逆転。 風香はただもじもじしながら「いやその」とか「うぅ~」とかうなっているだけ。 「・・・まったくもう」 そう小さくつぶやくが早いか、史也は最近ようやく身長を追い越した風香の体をぎゅっと抱き寄せる。 「――――ひゃっ?!」 思わず顔を上げた風香のお望みどおり、その口を自分の唇でふさぐ。 しばらくそうしていたあと、ゆっくりと唇を離すと、風香はぽーっと上気した顔で惚けている。 その顔を愛しげに見つめながら、微笑んで一言。 「・・・こんなことしなくても、いつだってキスくらいしてあげる。 僕は、お姉ちゃんが大好きだから」 そういわれた途端、風香は耳まで真っ赤にしてうつむき、何も言えないでいたかと思うと、 「・・・・・・・・・ばか」 と、憎まれ口。 でも史也にはわかっていた。 うつむいて隠した風香の顔が、幸せそうに微笑んでいることが。 ・・・さてさて、仲良きことはよいことかな。 それでは皆さん、よいハロウィンを。 ――――Trick or Treat。
https://w.atwiki.jp/usojyuku2/pages/26.html
このページは、『例:-今日は、良い天気だ。』というタイトルのページになります。例えば、私が2文目以降、 明日は良い天気だろうか。 そう思うと、私の目には思わず熱いものが溢れてきた。そうなのだ、たとえ明日もこんな青空が広がっていたとしても、それを見ることができる保証が今の私にはないのだ。 という文章を書いて、 教授に、そのことを告げられるまでは、まさかこんなこと考えるなんて思いもしなかった。 と展開させたいとします。まだその先は考えていないけど、後日続きを書きたい時は、この文章を【次のページの冒頭文】として提示しておきます。 明日は良い天気だろうか。 そう思うと、私の目には思わず熱いものが溢れてきた。そうなのだ、たとえ明日もこんな青空が広がっていたとしても、それを見ることができる保証が今の私にはないのだ。 教授に、そのことを告げられるまでは、まさかこんなこと考えるなんて思いもしなかった。 続きを思いついたら、 明日は良い天気だろうか。 そう思うと、私の目には思わず熱いものが溢れてきた。そうなのだ、たとえ明日もこんな青空が広がっていたとしても、それを見ることができる保証が今の私にはないのだ。 教授に、そのことを告げられるまでは、まさかこんなこと考えるなんて思いもしなかった。 のように番号をプラスし、【次のページの冒頭文】にリンクを貼ります。番号は、+(プラス)を最初の一文字の前につけて表示します。ここから新規ページで続きを書いてください。 誰か別の人に続きを書いてもらいたい場合は、あらかじめリンクを貼っておいてください。 別のストーリーを書きたい時 ここまではいいけれど、私は別の展開を思いついたという人は、 教授に、そのことを告げられるまでは、まさかこんなこと考えるなんて思いもしなかった。 魂を抜かれる前に、あの髪型にしなくてはならない。 のように、分岐点を付けたして新規ページを作成してください。 それでは、この続きから実際に何か文章を書いてみましょう。 明日は良い天気だろうか。 そう思うと、私の目には思わず熱いものが溢れてきた。そうなのだ、たとえ明日もこんな青空が広がっていたとしても、それを見ることができる保証が今の私にはないのだ。 教授に、そのことを告げられるまでは、まさかこんなこと考えるなんて思いもしなかった。 魂を抜かれる前に、あの髪型にしなくてはならない。
https://w.atwiki.jp/wiki_way2/pages/15.html
- 今日は渋谷で宴会 私、これでも一応、技術系の講師もしています。ある大学で講義をしますが、その下打ち合わせで渋谷に行きます。初めての学校なので顔見せの意味合いが強く、ほとんど宴会ですが・・・。これも人との出会いの一つですね。 戻る コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/homuhomu_tabetai/pages/896.html
作者:KrrL2fHX0 557 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)[sage saga] 投稿日:2011/09/07(水) 17 59 14.90 ID KrrL2fHX0 農夫「今日はネギ畑の草むしりだなぁ……さぁ、頼んだぞ、ほむほむ」 ほむリーダー「ホムムッ、ホムホムッ!」ガッテンデス、オヤカタ ほむほむs「ホムホムーッ」ガンバルゾー ほむほむs「ホムホム、ホムッ、ホムホム」ヒョイパクヒョイパク 見習い1「へぇ、草かきをせずに、ほむほむに雑草を食べさせるんですね」 ※草かき――あぜかきや鎌で小さな雑草を掘り起こして、天日乾燥で枯らして土の栄養に還元する方法、他の言い方があるかもw 農夫「ああ、この辺りは昔からこうやって、ほむほむに任せているんだ」 見習い2「ほむほむを野放しにしたら、ネギまで食べられちゃいませんか?」 農夫「ハハハッ、芽を出したばかりの苗ならまだしも、膝くらいの高さまで育ったネギなんて食べやしないよ」 見習い1「ほむほむが持ってるアレって………」 農夫「そう、アイスを食べるのに使う、木のスプーンにニスを塗って固くしたモノだよ」 ほむほむs「ホームッ、ホームッ」ザックザック 農夫「ああやって掘らないと、根の深い種類の雑草が残ってしまうからね」 見習い1「なるほど……」 見習い2「畑の土の中にいるきゅうべえを食べたりはしないんですか?」 農夫「そりゃあ、ちょっとは食べたりもするだろうけれど、作業中にほむほむの毛が抜けたり………」 ほむほむ1「ホビャッ」アイタッ ほむほむ2「ホミャッ!?」ダイジョーブ!? ほむほむ1「ホミィィ、ホムホムゥ」クサニカラマッテ カミノケヌケタ 農夫「畑のあちこちで自由に排泄させておけば、自然ときゅうべえの数は増えるからね」 ほむほむ3「ホームゥゥ……」ウーン…… ほむほむ4「ホムホムゥ?」ドーシタノ? ほむほむ3「ホミャッ!? ホムホムゥ!」キャッ!? ミチャイヤン! 農夫「あと、他にも……」 ほむほむ5「ホムホムゥッ!!」バッタツカマエタ!! ほむほむ6「ホムッ、ホムゥッ!!」バッタオイハラッタ!! 農夫「ああやって、害虫駆除もしてくれるからね」 見習い2「はぁ~……意外とよく出来た仕組みなんですね……」 農夫「ほむほむ達も、広い畑を駆け回ってすぐにお腹を空かせるから、草の減りも早い。 人間が余分に土を踏み固めないから根の張りも良くなる。 今ではすっかり廃れてしまったが、ほむほむ農法は丈夫な野菜を育てる方法としてはベストなやり方だよ」 見習い1「ほむほむ農法かぁ……」 見習い2「俺も実家継いだら、ほむほむ農法で桑を育てるかなぁ……」 ほむリーダー「ホムホムゥ、ホムホムホムー!」ミンナー、オヒルマデニオワラセルゾー! ほむほむs「ホムゥン!」ガッテンダ 感想 すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/rozen-yuri/pages/412.html
「出来た…」 顔や手にチョコを付け、半日掛かりで作り上げたそれを見てめぐは溜息を吐いた。 明日はバレンタイン、それでのりへのバレンタインプレゼントを作っていた所だ。 作ったのは生地にチョコを混ぜ込んだチョコレートカップケーキ。 あれこれ試行錯誤を繰り返し、試作品を幾つも作っては作り直し、やっと納得の行く物が出来上がった。 「…やっと出来たぁ…?」 声を掛けられて振り向くと、ゲンナリした様子の水銀燈がテーブルに突っ伏している。 その様子を気にするでもなく、めぐは満足げに微笑む。 「ええ、納得の行くのが出来たわ」 「そう、良かったわね…」 「良かったら食べる? 一つぐらいならあげるわよ?」 出来上がったケーキを一つ摘まんで水銀燈に見せてみせるが、水銀燈はそれに全力で首を横に振る。 「冗談! もう一ヶ月ぐらい甘いものなんて食べる気しないわぁ!」 水銀燈はこの半日、試作品をいくつも試食させられていた。 最初の方は割りと美味しく楽しんでいたが、ずっと続けば当然苦しくなってくる。そして今はもう限界状態だ。 めぐはその様子を見て、苦笑いを浮かべケーキを元に戻した。 それからケーキをラッピングして冷蔵庫に入れて片づけに取り掛かった。 (のり、喜んでくれるかな…) そんな事を思いながら。 ―※―※―※―※― 翌日。 当然授業なんて手に付くはずも無く、学校が終わるのが待ち遠しくてソワソワしたままだ。 そのまま一日分の授業を無駄に流して、やっと一日分の授業が終わった。 確か今日はのりも部活が無いから迎えに来てくれるはず。 少し早足で校門へ行くと、想像通りのりが迎えに来てくれていた。 弾む思いでのりのもとへ足を早めると向こうもこっちに気が付いて微笑んだ。 「待った?」 「ううん。ちょっと前に来た所だから」 「ありがと、迎えに来てくれて。…あら、それ…」 ふと見ると、のりの手に学生鞄とは違う少し小さめの紙袋が提げられているのに気が付いた。 のりもその様子を見て、ああと口を開いた。 「これ、学校の友達から貰ったのよ。いわゆる友チョコ、ってやつかな」 「友チョコ…ねえ…」 のりの無邪気な言葉とは裏腹に、めぐは紙袋の中のラッピングされた包みを見て少し心に黒い靄が掛かるような気がした。 のりは鈍感だから気が付いて無いだろうが、のりはこう見えて男女関わらず結構もてる。 この貰ったチョコもいくつかは本命の物だろう、ラッピングの繊細さからはそう感じ取れた。 「あっ、のりさん!」 溜息を心の中で付いたと同時に後ろから声が聞こえて来てその方を見ると、巴がはにかんだ笑顔で向かって来ている。 あんな笑顔を誰かに向けているのは見たことが無い。 巴はそのまま二人の間に割り込んでのりと向き合い、めぐは後へ追いやられてしまった。 「あの、のりさんその…これ、どうぞ!」 そう言って差し出したのは、めぐの予想通りラッピングされた包み。 差し出されたのりは一瞬驚いたような表情を浮かべたものの、すぐ笑顔になってそれを受け取った。 「ありがとう、巴ちゃん。嬉しいわ」 「いえ、そんな…。喜んでもらえて嬉しいです」 のりの表情は純粋に嬉しそうで、巴も恥ずかしながらも喜んでいる。…見ていて面白くない。 これ以上良い雰囲気にさせてたまるかと、ワザとらしくのりの腕に抱きつくと巴の表情が一瞬凍りついた。 「のり、そろそろ帰りましょうよ。暗くなっちゃうわよ」 「あ、うんそうね。それじゃあね、巴ちゃん」 驚いた様子ののりだったが、めぐの言う事に納得して巴に手を振った。 「ええ…それではまた、のりさん。…それと柿崎さん」 「じゃあね、バイバイ柏葉さん」 二人の間に見えない火花を散らす事数秒。 めぐが先にのりをリードするように歩き出しそこを後にした。 「…嬉しそうね、チョコ貰って」 歩き始めて数分後、めぐは少し拗ね気味で口を開いた。 のりはその様子に気付く様子も無く、笑顔で答えた。 「まあ、貰って嫌な気はしないしね」 「…そ」 屈託の無い笑顔。それがますますめぐを面白くなくさせる。 あれほど待ち侘びていた今の時間が何だか虚しくなってしまった。 恋人が人気者なのは嬉しいが、同時に嫉妬が働いてしまう。 そんな自分に気が付き、心の中で何度目かの溜息を吐いた。 ―※―※―※―※― 結局それからあまり楽しい気分になれないままのりの家に着き、のりの部屋に通されても気は晴れなかった。 「じゃあコーヒーでも淹れて来るから、ちょっと待っててね」 「うん」 そう言ってのりは部屋を出て行き、後にはめぐだけが残される。 一人になっためぐはそのままベッドに背をもたれさせて天井を仰いだ。 (素直に喜んじゃって…のりのバカ…) 巴から包みを貰った時ののりの笑顔が目の前に浮かんで、やれやれと思う。 あの純粋で優しい性格に惚れたのだが、同時に自分にだけ笑顔や素直さを見せて欲しいという欲求が渦を巻く。 唯のワガママ、と言えばそれだけだが。 そうモヤモヤしているとノックが聞こえ、返事をするとお盆と小さな紙袋を持ったのりが部屋に戻って来た。 「お待たせ。はい、コーヒー」 「う、うん…」 持ってきた紙袋に目が少し行きつつも、差し出されたコーヒーカップを受け取る。 さっきまでクサクサしていたのに、紙袋で少しドキドキしてしまう。 コーヒーに砂糖を入れて一口啜ると、のりもその視線に気付いたのか少し顔を赤らめて紙袋を差し出してきた。 「めぐちゃん、はい。バレンタインのプレゼント」 「あ、ありがとう」 差し出された紙袋を受け取ると、何だかんだ言って結局嬉しい。我ながら現金だ。 それを脇に置き、今度は自分の包みを差し出した。 「じゃあお返しに、バレンタイン」 「わあ、ありがとう。嬉しいなぁ」 のりは満面の笑みを浮かべてそれを受け取ってくれた。 しかしその笑顔を見て、巴に浮かべていた笑顔がフラッシュバックされて一瞬苦い思いがした。 「開けてみても良い?」 その質問に、めぐは少し照れながらも頷いた。 それを確認するとそれを開け、中身を見ると驚いたような、そして嬉しそうな表情を浮かべる。 「チョコケーキ…作ってくれたの?」 「うん。綺麗なのを選んだつもりだけど、どうかな?」 「すごく美味しそうよ。食べても良い?」 「良いよ、食べてみて」 めぐは頷き、のりは中から一つケーキを取り出してそれを一口食べる。 しっかり味わうように咀嚼して飲み込むと、笑顔でこっちを向いて来た。 「美味しい」 「本当?」 「ええ、本当に美味しいわよ」 嘘を含んでないその笑顔に、めぐの緊張感が少し解ける。 正直言って料理の腕ではのりには到底及ばないと思っている。 それだけに昨日はより気合を入れて取り組んだのだ。 それからのりはケーキを食べ終えコーヒーを一口飲むと、少し真面目な表情に戻った。 「そういえばさ」 「何?」 「今日帰るとき、めぐちゃん…怒ってなかった?」 不意にあの時の事を尋ねられて、一瞬驚いた。 「何だかそう見えたんだけど…私、何かしたかな…?」 心配そうなのりの表情…鈍感なんだか敏感なんだか、よく分からない。 めぐは少し呆れたような溜息を吐き、コーヒーを一口飲んだ。 「…正直言うとさ、のりが他の人からチョコ貰ったりするのはあまり面白くなかった」 溜息混じりにそう前置きして話し始める。 「友チョコを貰ったって言った時も、柏葉さんからチョコを貰った時も…正直、少し辛かった」 ポツリポツリと呟くように、めぐは続けていく。 「のりがみんなに優しいのは知ってる。…けど…私って意外と独占欲強いみたいでさ…」 「……」 「…何だかおかしいよね。みんなに優しくて素直なのりが好きなのに…その優しさも笑顔も、他の人には向けないで欲しいって…」 一気に喋ったことで喉が少し渇き、コーヒーを飲むといつの間にか大分冷めてしまっていた。 「ずっとそれで拗ねてて…のりと、そんな自分にもイライラしちゃって…ごめん」 のりの目を見て軽く頭を下げると、カップを握っている手をそっと握られた。 見てみるとのりも真面目な表情で自分を見つめているのが目に入った。 「ううん…私の方こそ、無神経でごめんね…。めぐちゃんの気持ちも考えないで…」 持っていたカップをテーブルの上にどかされると、そのまま抱き寄せられて二人の息が掛かるほど距離が縮まった。 「…でもね、私は他の誰から貰った時よりも、めぐちゃんから貰った時の方が凄く嬉しかった」 耳元で囁かれるように話し始め、それをしっかり聞いていく。 「どんなにたくさんの人から貰っても、もしめぐちゃんから貰えなかったら凄く悲しかったと思う。…本当に」 「うん…」 「私はね、他の誰よりもめぐちゃんからのチョコを楽しみにしてたわよ。…昨日からずっとね」 少しはにかんだような表情を見せて、それにめぐも少しフッと笑う。 言いたい事を全部吐き出したのと、のりの話を聞いた事でいつの間にか心の中の靄は全部消えていた。 のりの首に腕回し、それでお互いしっかり見詰め合う体勢になってのりの目に自分の顔が見えるぐらいだ。 「…鈍感な恋人を持つと苦労するよ」 「苦労させてごめんね」 数秒ほど見つめ合い、そのまま顔を近付けて唇と唇を重ね合わせる。 やわらかくて温かく、さっきのケーキで少し甘い唇を食べるように何度もついばむ。 チュ、チュ、と音を立ててキスをし、このまま先へ行こうと舌をのりの口に伸ばそうとした。 『のりー、お腹空いたのー!』 だがその瞬間に部屋の外から雛苺の声と足音が聞こえて来て、思わず二人とも一気に体を離してしまった。 それとほぼ同時に扉が叩かれ始め、二人とも真っ赤な顔のまま息を整えようと唾を飲む。 「ちょ、ちょっと待ってねヒナちゃん、今から晩ご飯の用意するから…」 『うゆ、分かったのー』 息も絶え絶えにのりがそう言うとドアを叩くのも止み、足音が少しずつ小さくなっていった。 二人とも顔を見合わせ、苦笑いを浮かべて肩を竦める。 「…ビックリしちゃったね…」 「そう、ね…」 あと少しで先まで行けたのに、と溜息を吐いてうな垂れる。 そんなふうにしょげていると不意にのりの唇が頬に触れて、見上げるとまだ少し頬が赤いのりと目が合った。 「続きは夜に、ね…」 そう言うとのりは先に部屋を出て行き、残されためぐはやれやれと肩を竦める。 「…何だか、今日はのりに振り回されっぱなしね…」 とは言うものの満更でもなく、めぐは父親に“今日のりの家に泊まってくから”とメールを打ち始めた。 終わり 名前 コメント